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プラごみ削減案、了承 中央環境審議会
- 2018/11/14
- 朝日新聞
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中央環境審議会小委員会は13日、2030年までに使い捨てプラスチック排出量の25%削減を掲げた環境省のプラスチック資源循環戦略案を了承した。レジ袋の有料義務化なども盛り込まれた。パブリックコメントを経て案を正式決定し、年度内に原田義昭環境相に答申される。
(1)使い捨てプラの削減(2)プラ製の容器包装や製品の原料を再生プラや紙などへの代替(3)プラ製品の長期間の使用(4)熱回収を含めたリサイクルの徹底を基本原則とする。そのうえで、30年までに使い捨てプラ排出量の25%削減や、使用済みプラ容器包装の再利用やリサイクルの割合を60%にするなどの数値目標を掲げた。
また、30年までに環境負荷が軽い植物由来のバイオマスプラの国内出荷量を13年度の約30倍の200万トンに拡大する方針も盛り込まれた。