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木造屋根で50億円節約 東京五輪の体操競技場

 2020年東京五輪・パラリンピックの会場となる有明体操競技場(東京都江東区)の木造屋根の中央部が7日、つり上げられた。屋根が完成すると、木造のアーチ形状としては国内最大級となる幅約90メートル、奥行き120メートルとなる。木造にしたことなどで建設費は50億円以上の削減となった。
 屋根は長野県産のカラマツなど1500立方メートルをアーチ状につなぎ合わせるなどした。重さが鉄骨にした場合の約半分の1800トンのため、柱などのコスト削減が可能に。さらに工期を60日短くしたこともあり、建設費は当初予定より50億円以上安い205億円となった。

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