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馬で木材運ぶ「馬搬」復活を 山に優しい伝統の技 林業関係者ら豊田で研修会/愛知県

 馬を使って山から木材を運び出す伝統の技「馬搬(ばはん)」を復活させようと、豊田市新盛町で5日、研修会が開かれた。
 三河地方の林業関係者や森林ボランティアらが、馬搬の普及に取り組む一般社団法人「馬搬振興会」(岩手県遠野市)代表理事の岩間敬(たかし)さん(40)を講師に招いて開いた。三河地方での研修会は、今春の岡崎市に続いて2回目になる。
 県外からも含めて30人が参加。午前中の座学に続き、午後は山中で実習があった。岩間さんは、連れてきた馬に馬具をつけ、掛け声などの操作方法を伝えた。参加者は実際に馬を引いて丸太を運び、「思っていたよりおとなしい」「力が強くてびっくりした」と話した。
 馬は自由に動かすことができて重機を入れる道を作る必要がなく、馬搬は自然に優しい技術として見直されつつある。岩間さんによると、5年ほど前は馬搬を生業としている人は全国で2人と言われていたが、最近は10人前後に増えているという。参加した岡崎市の唐沢晋平さん(33)は「個人で馬を持つのは大変だが、地域で所有すれば、林業など様々な活用ができるのではないか」と話した。
 研修会は来年も開催する方向だという。

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