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放置の森林管理へ 県と2市町が新組織 /徳島県

 放置された森林を適切に管理するための新組織「やましごと工房」を県と美馬市、つるぎ町が設立した。来春始まる森林経営管理制度で、森林の所有者と林業経営者の仲介役となる市町村の業務を支援する。市町をまたぐ組織の設立は県内では初めて。
 やましごと工房は、両市町の委託を受け、適切に管理されていない人工林(計約1万7169ヘクタール)の所有者の意向を調査する。調査結果を踏まえ、市町は林業経営が可能な森林の管理を森林組合などに再委託し、経営困難な森林は自ら管理し、手入れを地域の林業者に依頼する。
 19日に西部総合県民局美馬庁舎(美馬市脇町)であった設立総会では、同局の石田和宏・農林水産部長が会長に選ばれ、「全国的にも先進的な取り組み。地域の森林管理に貢献したい」とあいさつ。設立経費200万円を2市町が補助することが報告された。
 その後あった林業経営者向けのセミナーで、美馬森林組合の市原光専務は「所有者の中には、市町に管理を委託するよりも、市町に買い取ってもらいたいという人もいるのではないか」と意見を述べた。また、林業者が所有者に直接交渉するのは難しい面もあるといい、木材チップを製造するつるぎ木材加工協同組合の伊庭雅俊代表理事は取材に、「新制度で所有者が森林に関心を持ってくれれば」と期待を寄せた。

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