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屋久杉土埋木に高値 最高、1立方メートル318万円 /鹿児島県

 世界遺産・屋久島の森から運び出された屋久杉「土埋木」の入札会が5日、鹿児島市東開町の県木材銘木市場であった。江戸時代の伐採で山中に残された切り株や幹などで、林野庁による大規模な搬出は2年前に終了し、在庫はわずか。屋久杉工芸品の加工業者らが高値の札を次々と入れ、最高落札額は1立方メートル当たり約318万円になった。
 樹齢千年を超える屋久杉の土埋木は、細かく美しい年輪を持ち、高級な家具や置物などが作られてきた。残る在庫は今回と来年3月の2回分だけとなった。
 入札会には九州や関西などから約70人が参加。強い風で曲がりくねった太い枝や、たっぷりと樹脂を含んだ黒い幹など計125本を一つひとつ品定めし、緑の法被を着た競り人の掛け声とともに、金額を書いた札を入れていった。
 意中の数本を落札した屋久島町の山田亮一さん(66)は「残りわずかなので、屋久杉の姿をそのまま残したオブジェを作って老人ホームに置きたい」。
 同庁の屋久島森林管理署によると、当面は年50立方メートルほどのペースで小さな土埋木を搬出し続け、県内業者を中心に随意契約で販売するという。

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