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「逆さ妙高」守れ、スイレン除去中 いもり池 /新潟県

 妙高市関川の「いもり池」で、スイレンを除去する作業が行われている。スイレンは環境省が定める「重点対策外来種」。紅葉シーズンを前に近くにそびえる妙高山が水面に映る「逆さ妙高」の支障になるとして、2日から4日まで市などが作業をする。
 池のスイレンは1975年ごろに移植されたとされ、その後旺盛な繁殖力で池の水面のほとんどを覆うようになり、ヒツジグサやヒルムシロなど在来種が確認されにくくなった。市は同省妙高高原自然保護官事務所や地元の池の平温泉区など自治会などと協力し、6月と10月の年2回、ボートで水面の葉などを刈り取ったり、池に沈めた金属の道具で根ごと引き抜いたりする作業をしている。

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