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廃棄プラごみ、県がゼロ宣言 海洋汚染に取り組み /神奈川県

 鎌倉市の海岸に8月に漂着したシロナガスクジラの死骸の胃から、プラスチックごみが見つかったとして、県は深刻化する海洋汚染問題に取り組もうと「かながわプラごみゼロ宣言」を出した。持続可能な社会を目指す取り組みとして、「リサイクルされない、廃棄されるプラごみゼロ」の達成を目指すという。
 具体的には、コンビニエンスストアやスーパーなどと連携しプラスチック製ストローやレジ袋の廃止・回収を進めるほか、環境イベントなどでプラスチック製ストローの利用廃止や回収を、海岸利用者にはプラごみの持ち帰りを呼びかけるという。県は今年6月、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を広める取り組みに力を入れる自治体の一つにも選ばれている。プラごみゼロの取り組みを通じて、県は「多くの県民にSDGsを実感してもらいたい」としている。

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