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「林業大学校」、旭川に 道が基本計画案 20年開校目標 /北海道

 道は4日、林業の専門的な知識と技術を教える道立林業大学校を新設する基本計画案を公表した。旭川市の道総研林産試験場の敷地内に校舎を建て、2020年4月の開校をめざす。年度内に名称を公募し、設置条例を制定する方針だ。
 計画案によると、林業大学校は修学期間が2年間で学校教育法に基づく専修学校となる。道内の林業関係の企業などへ就職を希望する人を道内外から募集し、定員は1学年40人。高校卒業程度の学力があり、40歳以下が入学の要件となる。
 チェーンソー、フォークリフトの使用など14の資格が得られるほか、木材加工も学べる。講義だけでなく、道内各地の林業の現場で実践的な技術を身につけ、即戦力をめざす。
 林業は担い手不足と高齢化が深刻化し、業界から育成機関を求める声が上がっていた。道は昨年度から林業大学校の設置に向けた検討を本格化している。

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