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紀の川の魅力発信 観光案内・交流拠点が完成 /和歌山県

 三毛猫「ニタマ」がスーパー駅長を務める和歌山電鉄貴志駅(紀の川市貴志川町神戸)の向かいに、観光施設「紀の川市観光交流拠点」が誕生し、2日にオープニングセレモニーがあった。施設には「交流体験スペース」が設けられ、この日は特産の果物でつくった菓子を味わう「フルーツ茶会」があり、県内外の観光客が楽しんでいた。
 施設は木造2階建てで、1階は観光案内所など。2階の交流スペースと西側の広場は有料で貸し出し、住民と観光客が交流するイベントなどに利用できる。
 この日午前10時からオープニングセレモニーがあり、中村愼司市長が「市の魅力を発信する拠点に」とあいさつ。ニタマ駅長も和歌山電鉄の小嶋光信社長に抱かれて参加し、「にゃあにゃあ」と鳴いていた。
 「フルーツ茶会」では、特産のいちじくや梨などでつくった菓子と抹茶が振る舞われた。和歌山市の温水葵ちゃん(3)は菓子のブドウを食べ、「おいしい」と喜んでいた。
 同市の室谷信司観光振興課長は「市には年間10万人以上の外国人観光客が来る。この拠点が『めっけもん広場』や『道の駅青洲の里』も周遊してもらえるきっかけになれば」と話した。午前9時~午後5時。水曜、年末年始休館。問い合わせは市観光振興課(0736・77・2511)。

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