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池の蓮の花、今夏も咲かず 水抜き対策「一定の効果」 大磯 /神奈川県

 かつて夏になると、蓮(はす)の花が水面を覆っていた大磯町生沢の「東の池」で、2014年を最後になぜか蓮が姿を消した。町や地元の水利組合は昨年末に水を抜き、今年1月には外来生物を捕獲して環境の改善をはかった。その成果か、5月上旬には10センチほどの蓮の葉が確認され開花が期待されたが、この夏も蓮の花は咲かなかった。
 池には5月ごろから水草のヒシが生え、いまも池の大半を覆っている。町は「ここ数年はヒシも生えず、水面が見えていた。5月には蓮の葉が確認され、冬場の対策に一定の効果はあった」と受け止める。
 町によると、1月に植物の茎を切ったり食べたりするアメリカザリガニやミシシッピアカミミガメ、外来魚のブルーギルやブラックバスなどを捕獲した。しかし一度に除ききることはできず、いまも生息しているとみられる。
 捕獲などに協力した県水産技術センター内水面試験場の担当者は「ため池は、冬場に水を抜いて池の底を干すなどの管理が大切だ。外来生物の捕獲に加え、元々いたハヤやドジョウなどを同じ水系から入れることも環境改善に有効だ。取り組みを諦めずに続けてほしい」と期待する。
 町は、農家で組織する水利組合と今後の対応を検討するとしている。

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