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コウノトリ、小山市民に 滞在半年「住民票」を発行 渡良瀬遊水地 /栃木県

 小山市は、今年2月に渡良瀬遊水地に飛来した特別天然記念物のコウノトリ「ひかる」が、今月で滞在期間が半年となることから、17日付で「特別住民票」を発行する。定住や繁殖につながるよう期待している。

 ひかるは、一昨年3月に千葉県野田市の飼育施設で生まれ、6月に放鳥された2歳の雄。識別の足輪を着け、全地球測位システム(GPS)発信器を装着している。
 昨年8月から何度か遊水地を訪れた後、今年2月17日に遊水地内の第2調節池(小山市)に飛来。翌週、高さ約12メートルのコウノトリ用の人工巣塔(すとう)が完成すると、「好奇心たっぷり」(地元の観察者)に枯れ草を運んで巣作りを始め、連続40日滞在した。その後も、静岡県や愛知県などに移動しては帰還。人なつっこく、見守る市民に近寄り、写真にも納まってきた。今は、野田市と往復する。
 特別住民票はA3判で名前や性別、生年月日などを記載し、写真付き。飛来した2月17日が住民となった日とされ、住所は「渡良瀬遊水地第2調節池内人工巣塔」。額に入れ、遊水地に臨む市生井出張所などに掲示する。
 野田市みどりと水のまちづくり課の佐久間進課長によると、現在、放鳥した8羽が関東・東北地方を中心に移動。人口が密集する関東地方では「長期滞在はほとんど例がない」と喜ぶ。その上で「でも、時々は実家の野田市にも帰ってきて」と親心も忘れない。

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