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外来水草の駆除、市民ら10人参加 琵琶湖 /滋賀県

 外来の水草から琵琶湖を守ろうと、高島市と県いきものふれあい室は28日、高島市新旭町針江の湖岸で「外来水草の駆除と自然体験」のイベントを開き、市民ら約10人が参加した。
 2014年12月、高島市新旭町の馬原樋門(ひもん)で特定外来生物の水草「オオバナミズキンバイ」の生息が初めて確認されたほか、市内の湖岸の広い範囲で特定外来生物の水草「ナガエツルノゲイトウ」が確認されている。このため、市と県は駆除活動を続けるとともに、昨年7月から市民参加型の駆除活動を開いている。
 この日、参加者たちは市内の外来水生植物の現状の説明を聞いた後、胴長などを身につけて湖岸へ。黄色の花を咲かせたオオバナミズキンバイや7月上旬の大雨で流れ着いたホテイアオイを袋に入れて駆除した。
 昨年に続き親子3人で参加した京都市の大学職員大橋健太さん(43)は「オオバナミズキンバイは昨年より多いです」と話した。

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