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自ら身守って、56学会が訴え 災害リスク把握「義務」

 西日本豪雨を受け、日本気象学会や日本建築学会など56学会でつくる「防災学術連携体」は22日、洪水や土砂災害から身を守るため、市民に向けた緊急メッセージを発表した。
 地球温暖化に伴って豪雨が発生しやすい傾向にあるとして、自分の住む地域の土砂災害リスクや浸水の深さの確認は、一人ひとりの「義務」だと強調。高齢者らは「避難準備・高齢者等避難開始」が発令されたら避難を始めることなどを呼びかけている。学会が防災について市民向けにメッセージを出すのは異例。米田雅子代表幹事は「大雨はどこでも降る可能性がある。自助の気持ちをもって身を守ってもらいたい」と話した。
 

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