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瑞巌寺一新、響く読経 落慶法要 /宮城県

 国宝に指定されている松島町の瑞巌寺・本堂で24日、2008年から手がけた「平成の大修理」の完了を祝う落慶法要が行われた。全国から集まった僧侶約230人が読経し、無料開放された本堂の周辺は大勢の観光客でにぎわった。
 延べ917平方メートルの本堂は1609年、仙台藩祖伊達政宗がつくった。仏間に続く広間「室中孔雀(しっちゅうくじゃく)の間」では、朱や緑などの色使いも鮮やかな欄間や、金色に輝くふすま絵(レプリカ)など、桃山文化の絢爛(けんらん)豪華さが随所にみられる。
 瑞巌寺によると、03年の県北部連続地震で柱の傾きが確認され、08年から明治期の改修と並ぶ「平成の大修理」を始めた。屋根や床板などをいったん解体し、もとの木材を再び組み立て直した。一部の土壁は耐震性向上のため、ポリカーボネート板で補強した。
 修理は今年3月に完了。全国の観光客らから、計約750万円の寄付が集まった。寄付者の名前は瓦の下の板に記されたという。
 落慶法要では、大広間の室中を約40人がお経を唱えて練り歩く「行道(ぎょうどう)」が執り行われた。瑞巌寺の星松岳・元執事長は「東日本大震災では屋根瓦を下ろしてあり、被害も軽微で観光客や職員の犠牲者も出ず、何よりでした。大勢から修理への寄進も頂き、感謝に堪えない」と謝辞を述べた。

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