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辺野古埋め立て、8月17日に開始 沖縄防衛局が通知

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画で、沖縄防衛局は12日、県に対し、8月17日から辺野古沿岸部の埋め立て工事を始めるとの通知書を提出し、発表した。2020年3月31日までを工期とし、6万3410平方メートルを埋め立てる、としている。
 県赤土等流出防止条例では、県内で埋め立てを含めた1千平方メートル以上の工事をする場合、県への通知が必要と規定している。県によると、45日以内に内容を審査し、必要があれば工事内容を協議できるが、県が工事そのものを止めることはできない。一方、翁長雄志(おながたけし)知事は12日、報道陣に対し、埋め立て承認について「環境保全措置などについて看過できない事態となれば、私はちゅうちょすることなく撤回を必ず行う」と述べた。

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