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利尻島、ヒグマ?の足跡見つかる 島縦断か、警戒呼びかけ /北海道

 利尻島の海岸にヒグマとみられる足跡が30日昼に見つかった。一夜明けた31日、島では町民や観光客に注意が呼びかけられた。利尻富士町と利尻町には、島民からヒグマのフンの情報も寄せられており、島を南北に縦断している可能性が高いという。
 足跡は30日午後1時前、島南部の南浜の岩場の上にある砂地で複数見つかった。島にヒグマは生息しておらず、島民はクマ対策に不慣れ。このため、両町は31日、外に魚を干したり、生ごみを置いたりしないよう呼びかけ、フェリーの船内アナウンスでも情報を提供した。
 島民からはフンの情報が2件寄せられた。27日には南浜の北西の林道で、28日には島北部の鴛泊(おしどまり)地区の利尻山登山口に近い旧登山道で発見され、専門家がともにヒグマのフンと確認した。これとは別に、27日に南浜の東の岬でヒグマを目撃したという人もいる。
 上陸の日時や場所、島内での移動経路は不明だが、ヒグマの生態に詳しい道立総合研究機構・環境科学研究センターの間野勉・自然環境部長は「足跡を見ると大型のオスで6、7歳より年上。島の面積を考えると数日で島内を巡り終える」という。島への上陸については「これから繁殖期で、新天地での新たな出会いを求めて泳いで渡ったのだろう」と推察。メスが島にいないと気づいた後は「本土に戻るか、隣の島へ向かうか、ヒグマ次第」と話す。
 両町は今後、目撃とともに足跡やフンが頻繁に確認される地域があれば、わなを使って捕獲する考えだ。利尻富士町の松谷大輝・総務課長補佐は「南浜の足跡は海に向かっているようで、島から出ていればありがたいが……。警戒を続け、登山客に鈴の携帯などを呼びかけるなど気を配っていきたい」と話している。

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