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太田・東大名誉教授が学長に就任 10月プレ開講、県の林業アカデミー /三重県

 林業に携わるプロを主な対象に経営感覚を身につけた人材を育成しようと、県が来年4月に開講する「みえ森林・林業アカデミー」の学長に東大名誉教授の太田猛彦氏(76)、特別顧問に速水林業代表の速水亨氏(65)が就くことが決まった。鈴木英敬知事が28日の定例会見で発表した。
 アカデミーは津市白山町の県林業研究所内に設置。10月にプレ開講して県内各地で公開講座などを開く予定で、講座内容や体制を確定させて周知を図る。両氏の就任は7月1日付。
 太田氏は治山・砂防が専門で、森林保全・管理に詳しい。宮川流域の調査をまとめた著書もある。速水氏は県林業経営者協会長などを務め、管理する紀北町の森林を県外の林業大学校などの研修・見学の場として提供し人材育成に尽力している。
 鈴木知事は「太田さんは総合的視点からアカデミーの方向性を示す役割を担っていただく。速水さんは人材育成に対する総合アドバイザーの役割を期待している」と話した。
 この日鈴木知事と懇談した太田氏は、林業の成長産業化と適切な森林管理を目指し市町村が森林管理を行える仕組みを盛り込んだ森林経営管理法が成立するなど新しい流れが出ているとした上で、「森林県としてふさわしい人材の育成に頑張りたい。安全な森づくり、危機管理で重要な防災面もやっていきたい」、速水氏は「林業を各地域で核になるような産業として高めたい。それを可能にできる人材を輩出できれば」とそれぞれ抱負を語った。
 森林経営管理法では、森林管理を委託する事業者を、都道府県が募集した中から市町村が選ぶことになっている。鈴木知事は会見で「市町職員向け講座もアカデミーで設置する」と述べ、市町をサポートする意向も示した。

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