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「奄美・沖縄」の推薦、19年以降再提出へ 世界自然遺産、いったん取り下げ

 ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界自然遺産への登録を目指す「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」(鹿児島、沖縄両県)について、中川雅治環境相は29日の閣議後会見で、推薦をいったん取り下げる方針を示した。ユネスコの諮問機関から「登録延期」の勧告を受けたため、2019年以降に内容を見直した推薦書を再提出する。登録は最短でも20年になる。
 「奄美・沖縄」の推薦地域は、約1200キロに点在する琉球列島にある4島内の計24カ所(計約3万8千ヘクタール)。国の特別天然記念物アマミノクロウサギやイリオモテヤマネコなど様々な希少な生物が生息する。
 今夏の世界遺産登録を目指したが、諮問機関の国際自然保護連合(IUCN)は沖縄本島北部にある米軍北部訓練場の返還地を推薦地域に含めることなどを求め、「登録延期」を勧告した。
 最終的な登録の判断は、6月からバーレーンで行われる世界遺産委員会で審議される。IUCNの今回の勧告はそのベースとなる。
 環境省はこのまま今年の世界遺産委員会に臨んでも「登録」の決議を得るのは難しいと判断。推薦書をいったん取り下げてIUCNの指摘に従って修正し、再提出することにした。すでに地元自治体に説明しており、近く閣議の了解を得る見通しだ。

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