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今世紀末「猛暑日」年間31日 九州・山口予測、20世紀末の10倍 【西部】

 福岡管区気象台は25日、21世紀末の九州・山口では最高気温35度以上の「猛暑日」が、20世紀末の約10倍の年平均約31日間になる、との予測を発表した。地球温暖化の影響。1時間あたり50ミリ以上の「非常に激しい雨」の発生回数も2倍に増えるという。
 予測の更新は4年ぶり。21世紀末(2076~95年)を、20世紀末(1980~99年)と比較すると、温暖化が最も進んだ想定では年間平均気温は約4度上昇する。
 20世紀末で年平均約3日間だった猛暑日は、21世紀末には年平均約28日間増える。県別では福岡が最も多い約35日間増。熊本が約27日間、鹿児島(奄美地方を除く)は約26日間増える。標高などで差が出ているとみられる。
 豪雨も増え、九州・山口全域で年1回程度は、「非常に激しい雨」に見舞われる計算になるという。

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