田植え体験「森と水」学ぶ　恵那に親子８０人参加　／岐阜県

　豊かな緑に囲まれた山里で、森と水の関係や自然との共生を学ぶ「コカ・コーラ『森に学ぼう』プロジェクト」（朝日新聞社、コカ・コーラボトラーズジャパン主催）が１９日、恵那市中野方町の坂折棚田であった。子どもや保護者が田植え体験などを通して環境の大切さを学んだ。
　晴天のもと、東海３県から８０人が参加した。棚田での田植え体験や水源を訪れる山歩きを通して、森の働き、河川や棚田とのつながりを学び、環境保全への理解を深めた。昼食では、地元の食材が入ったお弁当としし汁を楽しんだ。
　地元から参加した小学６年生の柘植乙羽（つげとわ）さん（１１）は、「田植えは２回目。田んぼから足を抜くのに苦労し、少し痛かったけど、楽しかった」と話した。