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蒜山の森、共生と交流 真庭市、中和地域の市有地活用 /岡山県

 真庭市蒜山の山あいにある中和(ちゅうか)地域の市有地を活用し、自然共生型アウトドア施設を開設する計画が進められている。奈良県山添村など3カ所で施設を運営する「冒険の森」(大阪府能勢町)と真庭市が「冒険の森inひるぜん」事業の協定を結んだ。7月21日のオープンを目指すという。

 中和地域で薪燃料の生産・供給など森林資源を有効活用した地域振興に取り組んでいる一般社団法人アシタカとも連携し、森林を通じた交流の拡大や地域の活性化を図る。
 真庭市役所で先月、協定の調印式が開かれた。計画によると、「冒険の森」が津黒いきものふれあいの里(真庭市蒜山下和)に隣接した6ヘクタールの市有地を借りて、専用の安全装具を着用してワイヤを張った森林を滑空する施設をはじめ、立ち乗り電動二輪車(セグウェイ)や電動アシスト自転車で山林を巡るコースなどを設ける。
 事業費は約3500万円で、地元で約10人の雇用を予定している。今年度は7月から11月までの営業で、約9800人の集客を見込んでいる。3月から11月までの通年営業となる来年度には約1万3千人を見込んでいて、将来的には2万人を超える来場者を目標にしているという。
 「冒険の森」の伴戸忠三郎社長は「価値のある森にできるように地域の人たちと連携しながら全力で取り組みたい。真庭から森林空間を活用した地方創生のモデルを全国に発信していきたい」と抱負を語った。
 太田昇市長は「自然を生かした体験の中での新しい気づきは子どもたちにとって大切なこと。多くの人に真庭の自然の素晴らしさを味わってもらうことで、地域の振興につなげていきたい」と語った。
 中和地域で森づくりなどにも取り組んでいるアシタカ代表理事の赤木直人さん(38)は「マウンテンバイクなどで山林を巡るツアーのほか、森から出て、中和地域全体を視野に自然の景観を楽しんだり、カフェでくつろいだりしながら周遊する企画なども検討しています。地域が元気になるように交流の輪を広げていきたい」と話している。

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