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「都市鉱山」もっと掘って、五輪メダルに 都庁本庁舎での回収、10万個突破/東京都

 使わなくなった携帯電話などから金などを抽出、2020年東京五輪・パラリンピックのメダルを作るプロジェクトに参加する都は2日、都庁本庁舎での回収が10万個を突破した記念セレモニーを開いた。
 10万個目の提供者で、セレモニーに出席した新宿区の酒井ち江さん(69)は「回収していることが、地域や職場でまだ知られていないと思う。もっとPRして、できたメダルは日本選手にとってほしい」。小池百合子知事は「この活動は、持続可能な社会を東京から進めるというメッセージ」と話し、幅広い協力を呼びかけた。
 プロジェクトは大会組織委員会が実施する「都市鉱山からつくる! みんなのメダルプロジェクト」。全部のメダルを作るには金10キロ、銀1230キロ、銅736キロが必要といい、回収は全国の自治体やドコモショップで進められている。

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