ニュースピックアップ
ニュースピックアップ

空き家撤去、廃材リサイクルで安価に 米原市と業者協定 /滋賀県

 米原市は市内のリサイクル業者と協定を結び、所有者が空き家を安価で撤去できる県内初の制度を導入した。倒壊や景観への影響などの不安がある空き家の解体撤去を進める狙いだ。
 協定を結んだのは山室木材工業(下村和幸社長)。協定では所有者が解体業者に依頼して空き家を解体撤去しようとすると、業者から山室木材工業に連絡が入るという。解体後の廃材を山室木材工業がリサイクル製品に加工したりバイオマス発電の燃料にしたりすることで、廃材の回収費を数十万円安くできるという。
 市が昨年度、自治会にアンケートしたところ、市内には730軒の空き家があり、このうち83軒は倒壊などの危険があるという。

PAGE TOP