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250年ぶり噴火 霧島連山・硫黄山

 霧島連山のえびの高原・硫黄山(いおうやま)(宮崎県えびの市、1317メートル)が19日午後3時39分ごろ、噴火した。気象庁は噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げ、火口からおおむね2キロの範囲で大きな噴石などに注意するよう呼びかけている。硫黄山の噴火は1768年以来250年ぶり。
 気象庁によると、噴煙が約500メートルまで上昇し、火口周辺で噴石の飛散も確認された。宮崎県などによると、2キロ圏内には国民宿舎などがあり、噴火当時は観光客や職員ら40人以上がいたが、午後5時すぎまでに避難した。
 硫黄山は、3月に約7年ぶりに爆発的噴火を起こした新燃岳(1421メートル)から北西に約5キロ。

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