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減災、北部豪雨に学ぶ 21・22日、久留米などで全国会議 /福岡県

 水環境について全国の市民団体や研究者が語り合う「水郷水都全国会議in朝倉・久留米」が21、22日、久留米市などで開かれる。昨年7月の九州北部豪雨の被災地見学や報告会を通じ、中山間地域の減災や復興について議論を深める。
 全国会議は1984年、世界湖沼環境会議が大津市(滋賀県)で開かれたのを機に発足。昨夏の豪雨を受け、今回は「九州北部豪雨に学ぶ減災と復興~自然、文化とともに暮らしを取り戻すには~」をテーマに選んだ。
 21日は午前10時50分にJR久留米駅西口に集合。バスで朝倉市や東峰村など被災地を巡る。参加費2500円で、要事前申し込み。
 22日午前9時からは、久留米大御井(みい)キャンパス(久留米市御井町)で全体会。土木学会の調査団長として現地調査に携わった島谷幸宏・九州大教授(河川工学)が、山林の樹木が根こそぎ流出して大きな被害をもたらした要因について基調講演する。朝倉市の松末地域コミュニティ協議会の伊藤睦人会長は復興への地元の取り組み、大分県日田市の地域おこし協力隊は、災害ボランティア活動の課題について報告する。参加費1千円で予約不要。
 問い合わせ、見学の申し込みは筑後川水問題研究会(久留米第一法律事務所内、0942・38・8050)へ。

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