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神鋼の石炭火力、省エネ対策勧告 経産相

 神戸製鋼所が計画している石炭火力発電所の環境影響評価(アセスメント)手続きで、世耕弘成経済産業相は4日、同社が持つ火力発電所全体(既存、建設中含む)で、省エネ法が示す発電効率の指標を確実に達成することなどを求める勧告を出した。条件を満たせば新設を容認する方向だ。
 同社は神戸市灘区に石炭火力発電所2基(計約130万キロワット)を新設する計画で、2021年度の稼働を目指している。同計画をめぐっては中川雅治環境相が先月、国の目標に沿う温暖化対策がされない限り、「容認されるべきでない」などとするアセス意見書を経産相に出していた。

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