自生ツツジ、早くも満開　豊川　／愛知県

　豊川市萩町のコバノミツバツツジの自生地で、淡い赤紫の花が一斉に開いた。暖かい日が続いたためか、例年より１０日から２週間も早く満開を迎えている。
　冨士神社と善住禅（ぜんじゅうぜん）寺周辺には、約５ヘクタールにわたって自生している。その数は数万本ともいわれ、毎年４月初旬から見頃を迎える。今年は開花が早く、すでに満開となった。周辺では５日から「ミツバツツジまつり」を開催するが、開花の早さに一部のイベントを前倒しする予定という。
　問い合わせは善住禅寺（０５３３・８８・２３２５）。