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「復興の桜」植え、応援職員に感謝 塩釜市、本塩釜駅前に /宮城県

 塩釜市は20日、震災で県内外の自治体などから派遣された職員への感謝を込めた「復興の桜」を、JR本塩釜駅前に植えた。
 植樹式には派遣職員約30人が出席。佐藤昭市長は「市職員だけではおぼつかない状況だったが、大勢の方々に復興支援で駆けつけていただいた」とあいさつ。福井市から復興推進課に来ている工谷新吾さん(46)が「サクラが塩釜市民と派遣職員の友好のシンボルになることを願う」と述べた。このあと高さ10メートルのサクラを植樹し、復興への決意を新たにした。
 塩釜市では、これまで33団体から188人の派遣職員(2カ月以上の派遣)が支援に力を尽くしてきた。復旧復興事業が3月末で事業費の約85%まで進むことなどから、派遣職員による支援は一部を除いて今年度で終える。

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