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クマ目線で考えて 茨城の学芸員、遭遇時対処法を講演 /福井県

 「クマ目線で考える人とクマとの付き合い方~GPS首輪と首輪型カメラ追跡の事例から」と題した講演が18日、福井市下馬町の県立図書館であった。ミュージアムパーク茨城県自然博物館の学芸員、後藤優介さん(36)が、事故に遭わないための注意点などを説明した。約60人が参加した。
 冬眠から覚める季節になり、県自然保護センターが主催した。
 後藤さんは、富山県立山カルデラ砂防博物館にいた2010~13年、立山連峰周辺でクマに首輪型カメラを取り付けて撮影した。その映像の分析結果などを説明した。栄養価の低い食べ物は時間をかけずに食べ、他の餌を求めて移動していくことなどがわかったという。
 また、ブナの実が凶作の年には危険を冒して人里の柿の実を食べにきていた。人間との遭遇を恐れており、人里にきたクマは逃げ場などがわからない中で緊張していると思われるなどと話した。
 クマへの対処法は、鈴やラジオ、話し声などの音でクマに自分の存在を知らせること、クマを引き寄せるきっかけになる柿の木などを取り除くこと、遭遇したら驚かさずに少しずつ距離を広げて逃げることだという。
 後藤さんは「クマは身近に生活しているが、人間を避けているので遭遇しないだけ。事故に遭わないためには出没情報を参考に近づかないことが大事」と呼びかけた。

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