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畳石式わさび田の築造技術学ぶ 河津町で研修会 世界農業遺産に認定 /静岡県

 世界農業遺産に認定された「静岡水わさびの伝統栽培」の代表的な生産方法である畳石式わさび田の築造技術を伝える研修会が12日、県賀茂農林事務所が河津町大鍋に再生中のわさび田であった。若手のわさび農家ら約50人が参加し、専門家から石積みの方法などを学んだ。
 畳石式は、底に畳と呼ばれる大きな石を敷き、その上に小石や砂の層を重ねて水や空気の透過を良くする栽培方法。県内の水わさびの約8割を生産する伊豆地方ではこの方式が多い。
 だが、同農林事務所の調査で、管内のわさび農家の6割が石積みの経験がないことがわかった。新しいわさび田の開発がほとんどないことや、砂にたまった不純物を取り除くのに高圧ポンプを利用する方法が普及して改田が行われなくなったからだ。
 石積みのノウハウを継承させようと、耕作放棄されていた大鍋のわさび田約180平方メートルを石の積み直しから再生させている。再生過程を映像で記録し、わさび田作りの「教科書」にする。さらに、実際の作業の様子を見てもらおうと、この日の研修会を開催した。同農林事務所は「若い農家が技術を習得し、規模拡大につなげてほしい」と話している。

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