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がれき仮置き場、東京ドーム1600個分必要 南海トラフ地震なら… 環境省・有識者会議が試算

 南海トラフで巨大地震が起きた際に出る災害がれきなどの仮置き場は、最大で7478ヘクタール(東京ドーム約1600個分)の広さが必要だとする試算が6日、環境省の有識者会議で示された。廃棄物を置きやすい校庭などは避難所生活にも使うため、広大な敷地の確保が課題だ。
 有識者会議の作業部会が示した試算によると、マグニチュード9級の南海トラフ巨大地震が起きると、災害廃棄物と津波堆積(たいせき)物が計約3億3千万トン発生。がれきなどをまず運び込む一次仮置き場は、中部地方で1269ヘクタール、近畿地方で915ヘクタール、四国地方で1543ヘクタールなど、計5238ヘクタール必要だと推計した。
 さらに分別後のがれきを持ち込む二次仮置き場も必要で、処理を3年で終える場合は全国で計2240ヘクタール、5年でも計1120ヘクタールいると見積もった。
 出席した委員からは「驚愕(きょうがく)の数字だ」などとの意見が出た。建物の耐震化工事や空き家の解体処理を進めれば、発生量を減らせる可能性がある。
 また、環境省は同日、地方自治体による災害廃棄物処理計画の策定状況(速報)も公表した。今年3月末時点で、都道府県は85%が計画策定済みの見込みで、昨年3月末の54%から大きく改善した。市町村は策定済みが今年3月末で33%の見込みで、計画づくりが遅れている。

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