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奈井江発電所、休止へ 道産炭使用 町、地域に影響懸念 /北海道

 北海道電力は、道内で最も古い石炭火力の奈井江発電所(奈井江町、出力計35万キロワット)を来年3月に休止する。石狩湾新港で来年2月に稼働する液化天然ガス(LNG)火力発電所で休止分を代替する。
 奈井江発電所は1号機が1968年、2号機が70年に運転を開始。泊原発(泊村、計207万キロワット)の再稼働の見通しが立たないなか、修理をしながら使い続けてきたが、大規模な設備更新が必要な状況になっていた。建設中のLNG発電所の1~3号機の出力は計約170万キロワット。泊原発に次ぐ規模となるため、奈井江の休止分を十分にまかなえると判断した。
 奈井江発電所の燃料は、空知地域で露天掘りされた国内炭が使われている。炭鉱や関連産業の存続にかかわるため、奈井江町は「地域経済に大きな影響を与えかねない」としている。近隣の石炭火力の砂川発電所(砂川市、計25万キロワット)に国内炭を振り向ける案もあるが、砂川は奈井江よりも規模が小さい。
 北電は奈井江発電所を廃止ではなく「休止」とし、電力需給が逼迫(ひっぱく)したときに稼働できるよう設備を残す。北電は、地方税である固定資産税を町に納める可能性も含め、「地域と十分に相談していきたい」としている。
 このほか北電は、2019年2月に石油火力の音別発電所1、2号機(釧路市、計14万8千キロワット)を、21年7月に水力の上岩松発電所1号機(新得町、2万キロワット)を、それぞれ廃止する。

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