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バケツの水から魚40種の生息確認 「環境DNA」使った調査 琵琶湖周辺で、京大など【大阪】

 バケツでくんだ水を分析するだけで、琵琶湖の周辺を流れる河川で40種の魚の生息を確認できた――。京都大の中川光・特定助教(河川生態学)らの研究グループが、そんな研究成果を論文にまとめた。水に含まれる生物のふんなどの「環境DNA」を使った調査手法で、魚類に関する専門知識がなくても短時間で簡単に調べられるのが利点という。
 中川さんらは、琵琶湖周辺の51河川・102地点で水を採取し、分析を行った。その結果、カワムツやカジカ、ウグイ、ムギツクなど、過去の調査で報告のあった魚類44種のうち、86・4%にあたる38種のDNAを検出することに成功した。さらに、これまで報告がなかったハスなど2種の魚のDNAも検出でき、計40種を確認することができた。
 中川さんは「魚類の生息の有無を河川で判定する上で、この手法が有用なことを示せた。深い場所を好む魚や数が少ない魚など、捕獲が難しい種について調査する際に役立つだろう」としている。

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