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尾鷲ヒノキ弁当箱など6点 県認定「三重グッドデザイン」 /三重県

 県は、伝統産業の技術などを活用した優れた県産商品を認定する「三重グッドデザイン」に、尾鷲ヒノキの弁当箱など6点を選んだ。
 伝統産業の技術や地域資源を活用した県産商品のブランド力を高めようと、2014年度に始まった。
 地元の伝統産業の鋳物でマンホールのふたを作る桑原鋳工(桑名市)は、蚊取り線香を入れる器「hiekka 縦型蚊遣(かや)り器」を製作した。担当者は「柔らかな織り目のデザインなので、おしゃれなインテリアにもなる」と話す。尾鷲ヒノキを活用したのは、KOSHIKARI(大紀町)がつくった打楽器「越仮カホン」と、創業約130年のぬし熊(尾鷲市)がつくった弁当箱「尾鷲わっぱ」の2商品。
 20センチ大の高級のし袋「海女輝(あまてる)」は、海女小屋を営む鳥羽市の兵吉屋がつくった。かつて祝儀袋ののしにアワビが使われていたことから、そのイメージをデザインに取り入れた。他に、「多色摺り伊勢型紙版画カード」(土筆舎=伊勢市)や、「伊賀焼 板皿」(ひがせ陶房=伊賀市)も選ばれた。

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