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動物食害、空から撮った 県、2度目のドローン調査 /神奈川県

イノシシなどによる農作物の食害が後を絶たない大磯町西久保・虫窪地区で13日、動物の侵入経路や被害対策の状況を県がドローンで調査した。
 昨年4月に新設された県の「かながわ鳥獣被害対策支援センター」(平塚市)が、昨年11月に続き、冬枯れの時期に実施した。場所を移しながらドローンを飛ばし、農地や山林約6ヘクタールを空から撮影。動物の足跡や隠れ場所になるやぶの状態、電気柵など対策の進み具合を調べた。
 人が歩いて調べるより大幅に効率が上がり、鮮明な画像を農家などに示すことができる。県の担当者は「地元と情報を共有し、何を優先させるか話し合いながら、対策を後押ししていきたい」と話した。
 ドローンによる今年度の県の調査は大磯町と相模原市の2カ所。市町村などに成果を紹介し、ドローンの活用を広げていきたいとしている。

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