木育推進で上川地区連携　／北海道

　道の上川総合振興局と管内の林業、木材産業などの業界７団体が、人と木の関わりの大切さを学ぶ「木育」の推進に協力する連携協定を２日に結んだ。育林から製材まで幅広い団体が参加する初の取り組み。
　「木育」は道が提唱する取り組みで、森林や木材とのふれあいを通して子どもたちの感性を育み、自然との関わりや資源の大切さを学んでもらう。協定には上川地区の森林組合、林産組合、木材協会などが参加。森林の知識や自然ガイドの達人を道が認定する「木育マイスター」に協力してもらうなどして、木育を連携して進める。働き手不足の関連業界にとって、次代の人材育成も目的にしている。