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農作物、鳥獣被害172億円
- 2018/01/22
- 朝日新聞
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農林水産省がまとめた2016年度の野生鳥獣による農作物被害は、前年度より5億円少ない172億円だった。減少は4年連続。調査を始めた1999年度以降で最も少なく、ピークだった10年度(239億円)より3割減った。農水省は、駆除や防護柵の設置などが一定の効果を上げたとみている。
被害額が多いのは、シカ56億円、イノシシ51億円、カラス16億円、サル10億円など。都道府県別では、北海道の44億円、福岡の7億円、長野の6億円などが多かった。