富士山くっきり　世界遺産センター　／静岡県

　２３日にオープンする県富士山世界遺産センター（富士宮市、遠山敦子館長）で１９日、報道向けの内覧会があった。
　センターは世界的に活躍する建築家坂茂氏の設計。展示棟と西棟、北棟をガラス張りの壁でつなぐ形で、延べ床面積約３４００平方メートル。展示棟は全長１９３メートルのらせんスロープを、壁面のパノラマ映像を楽しみながら上って「疑似登山」を楽しむ趣向。信仰、文化、自然などのテーマで、富士山をタッチスクリーンを使って紹介する展示室や４Ｋの映像シアターもある。
　最上部の展望ホールから本物の富士山の絶景が眺められる。観覧料３００円。