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ヒノキ家具終了へ 紀北町ふるさと納税返礼品 「資産性高い」総務省指摘 /三重県

 紀北町はふるさと納税の返礼品で、特産の尾鷲ヒノキを使った高額な家具を、来年3月末で返礼品から外すことを決めた。総務省から4月に「資産性の高い家具」と指摘され、見直しを求められていた。
 町財政課によると、返礼品の家具は、寄付額に応じて和洋テーブルのダイニングセット(寄付額100万円以上)、学習机(30万円以上)、リラックスチェア(10万円以上)など5種類。国の基準に基づいて3割程度を制作費に充て、町内の加工業者に委託している。
 だが、総務省が過度な返礼品競争に歯止めをかけるため、全国の自治体に資産性の高い返礼品をやめるよう要請。同町も尾鷲ヒノキの家具をやめるよう求められた。町は受け入れ、加工業者との契約を終える年度末でやめることになった。
 家具の返礼品は2016年度から始め、初年度はリラックスチェア2件、学習机1件、ダイニングセット1件、今年度は11月末までに学習机5件の申し込みがあった。町の担当者は「地場産業なのでやめるのは残念だが、全国統一基準なのでしょうがない」と話す。
 家具をやめると、寄付額30万円以上の返礼品が最高額で、町内のリゾートホテルの宿泊割引券や天然マグロなどの魚介類の詰め合わせ、尾鷲ヒノキ製のカバン2個組みなどがある。
 家具の代替品は設けないが、尾鷲ヒノキのPRを続けるため、寄付者全員に尾鷲ヒノキの間伐材を使ったキーホルダーを贈ることになった。デザインは町のマスコットキャラクター「きーほくん」、名入れもできる木目横と無垢(むく)の3種類から1種類を選ぶ。15日現在で約1千件の申し込みがある。今年度は3千個の制作費95万円を予算化した。
 町のふるさと納税の実績は、返礼品を10月から始めた15年度が4969件8464万円、16年度は4881件1億1722万円、17年度は11月末までで3283件8959万円という。

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