ＳＤＧｓの世界、ゲーム通じ体感　学校関係者ら　／東京都

　国連が提唱する「持続可能な開発目標（ＳＤＧｓ）」の世界観を、カードゲームを通じて体感してもらうワークショップ（朝日新聞社主催）が１１日、学校関係者を対象に朝日新聞東京本社で行われた。首都圏中心に東北や北陸からも先生が参加し、教育現場でのＳＤＧｓへの関心の高さをうかがわせた。
　一般社団法人「イマココラボ」が協力。参加者は同法人が手がけたゲーム「２０３０　ＳＤＧｓ」を体験。約３０人の参加者には与えられた目標やプロジェクトをこなしてもらいながら、経済や環境などへの影響も踏まえ、どう行動すべきかを考えてもらった。
　ゲームを使った授業をした都立武蔵高校の山藤旅聞（さんとうりょぶん）教諭による報告もあった。会場からは「ゲームなら生徒たちが楽しみながらＳＤＧｓの概念を理解してくれそう」などの声が出た。