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雑草処理にヤギ放牧 浪江町、4頭の仕事ぶり検証中 /福島県

 原発事故に伴う避難指示が解除された地域で、課題の一つとなっているのが伸び放題となった雑草だ。浪江町では、長い間耕作されなかった田畑や空き地、河川敷の除草につなげようと試験的にヤギを投入。帰還住民を受け入れる環境整備に一役買っている。
 町は9月下旬から町内のゲートボール場跡地にヤギ4頭を導入した。ヤギの「赴任地」は除染済みで、町が安全を確認した場所。町の担当者によると、ヤギは跡地の雑草をきれいに食べてくれたという。
 現在、ヤギは町立幾世橋小学校近くの斜面で仕事に励む。時折、車で通りかかった人がヤギの姿を見つけて近寄り、頭をなでて労をねぎらうなど、ちょっとした人気者。ヤギの「任務」は今月20日前後まで続く予定だ。
 長期避難の影響で雑草が生い茂った土地は、景観悪化の原因となる一方、イノシシやサルなど農作物や家を荒らす野生動物の隠れ家となる恐れがある。
 ただ、草刈りや除草剤を散布する場合は人手が必要で、その後の処理の負担も大きい。そこで、町はヤギ除草の管理システムを開発した神奈川県内の企業の協力を受け、ヤギの投入に踏み切った。町の担当者は「今後、効果を検証し、農家など町民への一時的なヤギの貸し出しを検討していく」。

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