五輪選手村のビレッジプラザへ木材提供、参加は62自治体

2020年に東京で開催されるオリンピック・パラリンピック競技大会の組織委員会は、選手村に設ける国際交流施設「ビレッジプラザ」の建設用木材を提供する62自治体を決定した。ビレッジプラザは、選手団の入村式の舞台となるほか、大会中の選手生活を支える施設として、花屋・雑貨店などの店舗、カフェ、メディアセンターなどが配置される。この施設は全国の自治体から借り受けた木材を使用し、大会後には解体した木材を提供元の各自治体へ戻し、オリ・パラのレガシー（遺産）として活用してもらう。各地の木材を様々な用途に使うことで、多様性と調和を表現するとともに、環境負荷を低減し、持続可能性の実現を目指すという。提供自治体は次の通りだ。

【棟単位：小規模な建物用に全体分を提供する】

岩手県

山形県

東京都

岐阜県・関市・中津川市・郡上市・下呂市・白川町・東白川村（計7自治体）

熊本県

宮崎県日南市

【部材単位：大規模な建物用に部材として提供する】

北海道紋別市

北海道下川町

北海道置戸町

北海道遠軽町

青森県

岩手県宮古市

宮城県登米市

秋田県

秋田県大館市

山形県山形市

山形県金山町

福島県

栃木県・鹿沼市・日光市（計3自治体）

千葉県

神奈川県相模原市

神奈川県秦野市

新潟県・柏崎市・十日町市・村上市・糸魚川市・上越市・湯沢町・関川村（計8自治体）

山梨県

長野県根羽村・川上村・天龍村（計3自治体）

静岡県

静岡県静岡市

静岡県浜松市

静岡県小山町

和歌山県

鳥取県

鳥取県智頭町

島根県

岡山県

徳島県

愛媛県西予市

高知県・香美市・大豊町（計3自治体）

長崎県

大分県・日田市・佐伯市（計3自治体）

宮崎県

鹿児島県