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「式年遷宮」向け用材に斧入れ式 中津川・加子母 /岐阜県

 伊勢神宮の次の「式年遷宮」に向けた用材の伐採が30日、中津川市加子母の裏木曽国有林で始まった。神事の「斧(おの)入れ式」では、伝統の「三(み)ツ緒(お)伐(ぎ)り」で樹齢約100年、高さ22メートルのヒノキが丁寧に倒された。
 裏木曽と、峠を挟んだ長野県側の木曽地域は良質ヒノキが育ち、室町時代から式年遷宮の御用材を供給する「御杣山(みそまやま)」になっている。この日は「杣人(そまびと)」と呼ばれる伐採職の人たちが、純白の作業服姿で約40分かけて三ツ緒伐りを進めた。
 3方向から斧を入れ、外側の3点を残しながら中を刻み、決めた方向に正確に倒す。最後は「寝るぞー」の掛け声が響き、音を立てて大木が倒れた。
 式年遷宮は20年ごとに社殿をヒノキで建て替え、ご神体を移す祭事。約1万本の用材が必要だといい、見学した地元の内木文美(あやみ)さん(13)は「感動した。こういう儀式を見られる私たちは幸せ」と話した。

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