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CNFの市場拡大のカギは、樹脂や繊維などとの複合化に!

木質資源の利用拡大を図る上で期待されているセルロースナノファイバー(CNF)。だが、だが、実際に使用した製品は一部にとどまり、生産量の大部分はサンプル供給に回っている。生産能力の向上で今後の用途開発は樹脂や繊維などとの複合化が鍵で、「いかに混ぜやすくするか」というテーマでの開発が課題となっている。矢野経済研究所は今年5-7月、CNFメーカーに取材し、CNF市場の展望に関する資料をまとめた。要約は以下のようなものだ。

 

国内におけるCNFの研究開発は2014 年以降、政府主導による産官学連携で展開されている。しかし、現時点で実際にCNFを使用した製品は、ボールペンインクや紙おむつ、ペーパークリーナー、ヘッドフォンステレオ振動板など一部の製品にとどまる。CNF の生産量全てが実際の製品に使われているわけではなく、その大部分はサンプル供給であるとみられる。量産プラントの稼働も始まり、2017 年末の国内CNF 生産能力は880t/年の見込みだ。CNF は樹脂や繊維などと複合化することで高結晶性、高強度、可撓(かとう)性、寸法安定性といった性能を発揮し、強度アップや軽量化を実現できる。このため炭素繊維などと同じく、単体ではなく複合化にこそ用途・市場拡大の芽があり、樹脂や繊維、溶剤などとの混合性を高めることが課題である。

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