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いよいよ、農家で遺伝子組み換えカイコの飼育を開始
- 2017/09/25
- 農研機構・群馬県プレスリリース
2016年11月18日付けで申請していた農家における遺伝子組み換えカイコ(緑色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ)の飼育についての第一種使用が、9月22日付けで農林水産大臣・環境大臣により承認された。これにより、群馬県前橋市内の養蚕農家の開放的環境において、いよいよ10月5日から遺伝子組み換えカイコの実用飼育が始まる。事前に県蚕糸技術センターで卵から孵化させて13日間育てたカイコを、農家では2週間ほどクワの葉を食べさせて繭にする。繭は出荷後に西陣織製品の素材として加工される予定だ。