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竹の生育域、北海道へ北上も 進む温暖化、生態系影響 研究グループ

 このまま温暖化が進めば、主に本州だけだった竹の生育域が北上し、北海道の最北端・稚内まで達する可能性がある。東北大学や気象庁などの研究グループが公表し、18日にも専門誌(電子版)に掲載される。生態系への影響が懸念されるという。
 グループによると、日本に生育する竹の99%はマダケ属のモウソウチクやマダケ。暖かい地域の原産とされる。成長が早く、日光を遮って周りの植物の生育に影響を及ぼすことから、適切な管理が必要な外来種に指定されているが、管理が不十分な竹林が近年増加している。竹による影響はこれまで、主として比較的気温の高い西日本~東日本の一部での問題だった。
 調査では、1980~2000年の東日本での生育に適した場所は35%程度。一方、温暖化が進み、日本の平均気温が18世紀半ばの産業革命前に比べ、今世紀末までに1・5度上昇した場合、生育域は46~48%まで広がる。2~3度上昇で51~67%、4度で77~83%に拡大し、北限は稚内まで達すると予測した。

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