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未承認の組み換えペチュニアがさらに36品種

国内で未承認の遺伝子組換えペチュニアが見つかった問題で、5月に公表した14品種以外に、さらに未承認の遺伝子組換え体があることが分かった。国内の種苗会社に対して所有するペチュニア品種の自主検査を国が求めたところ、8月末までに820品種について検査結果の報告があり、36品種が未承認の遺伝子組換え体だったと確認された。サントリーフラワーズやタキイ種苗などの大手種苗会社を含む17社が、無自覚に未承認の遺伝子組換えペチュニアを販売していたことになる。

農林水産省や環境省によると、これらのペチュニアは市販品種を交配して育成したものであるため、育成に用いた海外産の品種の中に遺伝子組換え品種が含まれていた可能性が高いと考えている。該当品種の販売企業には、苗や種子の回収と廃棄を指導している。

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