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危機あること忘れぬ 大洪水「淀川大塚切れ」100年、流域首長らサミット /大阪府

 淀川が現在の高槻市で決壊して起きた大洪水「淀川大塚切れ」からちょうど100年になるのに合わせ、市内で1日、式典があった。流域自治体の首長らが集まるサミットも開かれ、今後の治水対策について意見を交わした。

 洪水は1917(大正6)年10月1日に発生。台風による大雨で、高槻市大塚町3丁目(当時・大冠村大塚)付近で、淀川右岸の堤防が約200メートルにわたり決壊。大阪市西淀川区までの約59平方キロメートルが浸水し、死傷者・行方不明者は約30人、家屋被害は約1万6千戸以上に上った。
 式典は、洪水が発生した午前8時半、堤防が切れた場所に立つ洪水記念碑の前であった。
 高槻市の浜田剛史市長は淀川で100年間、洪水が起きていないことに言及。「碑文にある『安楽に暮らしていても、危機のあることを忘れてはならない』とのいましめを後世に伝え、人々の生命・財産を守り続ける努力を積み重ねなければならない」と決意を述べた。
 「淀川サミット」には、淀川流域にある大阪、京都、滋賀、三重の4府県10市から市長や副市長が出席。各地で全国初の大雨特別警報が出された2013年9月の台風18号の被害状況や、進めている水害対策を報告した。
 市長らは「水害のソフト対策のノウハウは共有できる」「流域全体で河川管理や都市計画の相互連携を図り、バランスの取れた整備が必要だ」と意見交換。最後に、ソフト対策の充実や地域防災力の向上などをうたった5項目の「淀川宣言」を採択した。
 

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