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木育の成果と課題を共有 木育サミット都内で開催

トークセッションで意見を交わす(左から)コーディネーターの法政大学社会学部教授、信州大学特任教授の茅野恒秀さん、林野庁の小坂長官、地域活性化センター理事長の林崎理さん、芸術と遊び創造協会の高野さん

 第13回木育サミット(東京おもちゃ美術館、芸術と遊び創造協会など主催)が28日、東京都新宿区で開かれました。新宿区は2012年に日本で初めてウッドスタート宣言を行った自治体です。木育の現代的意義をテーマにした基調講演で、林野庁の小坂善太郎長官は、戦後盛んに植林された日本の人工林が利用期(切りどき)を迎えていることや、国産材価格の長期低迷や担い手不足について紹介。そのうえで、「木育を通じて、木のおもちゃに触れ、木の良さを知り、そこから、森林や林業のことを知り、自分がもっと木を使っていこうという行動を起こしていくことにつなげることが大切だ」と訴えました。
 芸術と遊び創造協会ウッドスタート推進部長の高野祥代さんは各地のおもちゃ美術館での実践事例を報告し、「現在12都県14館、おもちゃ美術館はとても勢いを感じる形で広がっている」と語りました。
 コーディネーターの法政大学社会学部教授、信州大学特任教授の茅野恒秀さんは「地元産のおもちゃを配って終わりではなく、10年、15年と地域の関係者がきちんと確認し、手ごたえを形にしていくことがとても大切だ」などと話しました。

檜原村を舞台にした活動やおもちゃ美術館の歴史について紹介する檜原村森のおもちゃ美術館の大谷貴志館長(左)

 午後からは、「東京都内の産学官連携による木育推進」「都市部で進める木育の未来」とそれぞれ題したシンポジウムが開かれました。

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