朝日地球会議2022 「知の巨人」ら議論 10月16~19日オンライン配信
朝日新聞社は10月16~19日、国際シンポジウム「朝日地球会議2022」をオンラインで配信する。「希望と行動が世界を変える」をメインテーマに、ロシアによるウクライナ侵攻や新型コロナウイルスの感染拡大、気候変動などの問題について内外の有識者らと対話し、議論を深める。森林文化協会など協力。
「世界の知が読み解くコロナ後の時代」では、欧米を代表する“知の巨人”らがパネル討論に登場。『サピエンス全史』などの世界的ベストセラーで知られるイスラエルの歴史学者、ユヴァル・ノア・ハラリ氏とロボット工学者の石黒浩・大阪大学教授の対談などもあり、プログラムは4日間にわたる。
一般のオンライン視聴申し込みはこちら(http://t.asahi.com/woods)から。参加無料。登録すると登壇者に事前質問ができるほか、最新情報をメール配信する。
■主なセッションのテーマと登壇予定者(敬称略)
【10月16日(日)】
◇「世界の知が読み解くコロナ後の時代」
【第1部】エマニュエル・トッド、マルクス・ガブリエル両氏のインタビュー動画を会場で上映した後、與那覇潤(評論家)、市原麻衣子(一橋大学大学院法学研究科教授)らがパネル討論。
◇「世界の知が読み解くコロナ後の時代」
【第2部】ブランコ・ミラノビッチ、ジャック・アタリ両氏のインタビュー動画を会場で上映した後、小川さやか(立命館大学大学院先端総合学術研究科教授)、東浩紀(批評家・作家)らがパネル討論。
◇「私らしい暮らしのために新しい介護へ」
メイプル超合金・安藤なつ(お笑い芸人)、堀田聰子(慶應義塾大学大学院教授)
◇「『幸せ』に生きるための教育とは?」
落合陽一(筑波大学准教授)、中室牧子(慶應義塾大学教授)
◇「どうなってるのロシアのいま」
小泉悠(安全保障研究者)、あしや(ロシア人YouTuber)ほか
【10月17日(月)】
◇「ポスト・コロナを生きるためのグローバルヘルス」
辻愛沙子(株式会社arca 代表取締役/ クリエイティブディレクター)、坂元晴香(東京女子医科大学グローバルヘルス部門准教授)、茶山美鈴(早稲田大学3年、Health for all.jp代表)、柏倉美保子(ビル&メリンダ・ゲイツ財団日本常駐代表)
◇「世界の知が読み解くコロナ後の時代」
ジャック・アタリ(経済学者、思想家)
◇「子どもの貧困――100年後もあっていいの?」
ブレイディみかこ(在英コラムニスト)
【10月18日(火)】
◇「気候危機と戦争で揺れる世界」
高村ゆかり(東京大学教授)ほか *特別共催:東京大学未来ビジョン研究センター
◇「世界の知が読み解くコロナ後の時代」
ブランコ・ミラノビッチ(経済学者)
◇「テクノロジーと社会―未来をどうつくる」
石黒浩(ロボット工学者、大阪大学教授)、ユヴァル・ノア・ハラリ(歴史学者・哲学者、ヘブライ大学教授) *特別共催:国際交流基金
【10月19日(水)】
◇「AIが広げる社会参加~ワクワクの技術で『誰一人取り残さない』」
浅川智恵子(日本科学未来館館長、IBMフェロー)ほか
◇「世界の知が読み解くコロナ後の時代」
エマニュエル・トッド(人類学・歴史学者)
◇「『今さら』を『今こそ』にリンダ・グラットン教授に聞く、人生100年時代の歩き方」
リンダ・グラットン(ロンドン・ビジネススクール経営学教授)
◇「世界の知が読み解くコロナ後の時代」
マルクス・ガブリエル(ボン大学哲学正教授)
■問い合わせ
「朝日地球会議 2022 運営事務局」
TEL : 03-5565-3464 (平日10:00~17:00)
E-mail : asahi-world-forum2022@jmcom.co.jp